ODBCドライバ・マネージャを介したXAサポートには特別な処理が必要です。次の2つの基本的な問題があります。
基本的に各XAの実装は独自のものであるため、通常、DBMSの移植性というドライバ・マネージャの目的はここでは適用できないことに注意してください。ドライバ・マネージャでXA対応のアプリケーションをサポートする主な利点は、TimesTen固有のアプリケーションをTimesTenの直接ドライバまたはTimesTenのClient/Serverドライバを使用して透過的に実行できることです。
Windowsインストールでは、TimesTenによってXA関数用に、ttxadm70.dll
というドライバ・マネージャの拡張ライブラリが提供されます。アプリケーションは、XAを直接コールすることができますが、拡張ライブラリにリンクする必要があります。
ttxadm70.dll
ライブラリとリンクするには、リンク行でodbc32.lib
の前にttxadm70.lib
を含める必要があります。たとえば、次のとおりです。
# Link with the ODBC driver manager
appldm.exe:appl.obj
$(CC) /Feappldm.exe appl.obj ttxadm70
.lib odbc32.lib
注意: | XAドライバ・マネージャの拡張機能は、32-bitのWindowsアプリケーションでのみ実装されます。 |